趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

嘘の日に、スパイ小説、だね

ケンブリッジ・シックス」(74/144)  
 
 
やっぱ、CIAは渋みがないね
SISの重厚な感じ
ただのエリート集団では無い
屈折した俊英たちの
彼らなりの闘い
雨の街、ロンドンがスパイにはお似合いです
 
キム・フィルビー、アンソニー・ブラント、ガイ・バージェス、ドナルド・マクリーン
そして、ジョン・ケアンクロス
彼らに加えてもう一人……?
そんなエスピオナージュ「フィクション」ストーリー
 
大学教授、ギャディス
生活のために「何か」を書かなくてはいけない
そんな中、友人から持ちかけられた「幻のスパイ」の情報
そう、六人目がいた!?
その矢先、その友人が死んだ……
 
ギャディスが行く先で
次々と死が
これは陰謀なのか?
誰が仕掛けた陰謀なのか?
その根源を追い求めるうちに、途轍もない事実が
 
王道のスパイ作品
本当に王道
スパイ小説初心者も
このくらいの「重め」作品から始めると
ル・カレとかに進みやすいかも
 
それにしても
英国には
スパイや魔法使いが似合いますね
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

ケンブリッジ・シックス (ハヤカワ文庫NV)

ケンブリッジ・シックス (ハヤカワ文庫NV)

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