撃ったことが無い人には、わからないだろうな
「銃」(102/144)
中村文則、一気読み月間(?)
本作がデビュー作品
銃を拾った大学生の物語
ハンドガンですね
拳銃ってやつ
ライフルとは違うんですよ
重いんです
義理の弟が北米人でして
代々引く継いだモノも含め
10丁程の銃器をもっています
それを撃たせてもらったことがあります
2時間くらい撃ちっぱなし
軽めのライフル
重めのライフル
軽めのハンドガン
そして、重めのハンドガン、拳銃(この作品の銃はこの系統では?)
この拳銃
人に向ける気持ちには普通はならないと思います
一度、手にしてみれば
理屈じゃなく、なんとなく分かるとは思います……
でも、本作品の主人公・西川は
普通じゃない気持ちになっていくのです
不安定な精神状態
揺れ動く思考
そして辿り着いたラストシーンは
不条理ですが
もの凄く腑に落ちました
人の命を奪うことも出来る道具、銃
日本でしか書くことの出来ない
傑作でしょう
いや、心、震えました
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 中村文則
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/07/05
- メディア: 文庫
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