もしも、あの頃に、出会っていたならば……
「モモ」(129/144)
知り合いが
舞台でやったんです、「モモ」を
それも、タイトル・ロール!!
で、ズキっと心に刺さったので読みました、原作を
岩波少年文庫で読みました
対象年齢は小学校5年6年以上でした
所謂「児童文学」なのですが内容は非常に濃いです
時間という「謎の物質」をコアに
生きていくことの意味を描いています
実に難解です
時間という概念をゼロから組みたて直す作業をしながらの読書
痺れます
でも、もし、この作品を10歳の頃に読んでいたら
しっくりと脳みそに刻み込まれたのかもしれません
年を経ることによって手に入れて「しまった」知識が
邪魔をしているのかもしれません
モモと遊んでる自分を想像するのではなく
モモと遊びたかったな〜
真のモモに会いたかったな〜
本との出会いって
本当に大切だと思います
もし、あの時、あの本に出会ってなかったら
年間150冊も読書する自分がいなかったと思うと空恐ろしいです
幼稚園で出会った絵本
小学生で出会った小説
中学生で出会った大ベストセラー作家
高校生で出会った露文
大学生で出会ったテクノスリラー
社会人で出会ったサスペンス
忘れられません
だから
これからも、もっともっと本を読みたいと思います
本を自由に読むことの出来る
今の環境を作っている全てに
改めて感謝します
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: ミヒャエル・エンデ,大島かおり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/06/16
- メディア: 新書
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