憧れの江戸
「花散らしの雨」(131/144)
シリーズ第二弾
今回も頁から美味しさと優しさが溢れてきます
エピソードは四つ
新しい奉公人、ふきの暗躍
みりん事件
おりょうの大病
そして恋敵、登場
続々と新キャラの登場
そして物語に動きが出てきます
お店の場所を今の九段下界隈に移し
今回は「みをサーガ」の大きな流れを作りだすきっかけといった感じで
特に新しい事実が発覚するわけではないので
少し物足りないかもしれません
でも、この感じが、このシリーズの真骨頂なのかも
たおやかな人と人とのコミュニケーション
江戸という時代
生きていたわけではないので本当のところはわかりませんが
善人、悪人含めて
きっと、素敵な人間関係で構築された
幸せで濃密な時間だったのでしょう
憧れます、はい
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 高田郁
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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