こんな世界を……ありがとう、穂信
「折れた竜骨・上」(136/144)
「折れた竜骨・下」(137/144)
……ビックリ
高校じゃない……
更に日本でも、ない
というのは冗談ですが
まさかの12世紀のイングランドとは!?
それも魔法「実在」の世界設定
とある島、ソロン
そこで領主が殺された
それも魔法によって
その魔法は
他社に誰かを殺させることが出来るとのこと
魔法をかけた人物はほぼ特定されている
では、かけられた=実際に殺したのは誰なのか?
そして、その殺害を待っていたかのように襲撃をかけてくるデーン人
ちなみに、そのデーン人は「呪われている」のだ
トリッキーな世界で展開される謎解きに
読者は動揺し、その分だけ興奮の度合いが増す
魔法の謎を解くわけではない
魔法はあるという前提で展開するミステリ
いや〜、脳みそ、沸騰
素敵なセリフがあります
理論と論理は魔術をも打ち破る。
当然ですよね
携帯電話が無かった時代のミステリと
常識となった時代のミステリが異なるようにね
それにしても米澤穂信には
やられますね
こんな素晴らしい読書体験を、ありがとう
激、感謝
ミステリ好きならば、必読かと
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 米澤穂信
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