贅沢すぎるぜ……

「ポーカー・レッスン」(145/144)　　
　
　
ディーヴァー、久しぶりの短編です
もう6年前なのか
時が経つのは早いですね
　
あなたなら
どうやって人を騙しますか？
犯罪に手を染めますか？
16連発
全てがドンデン返し
事件が解決した後に明かされる
驚愕の真実
あ、、、っ、そっか、彼が、彼女が、黒幕か……
というのが16もあるんだから
超大満足
流石、ディーヴァー、です　
　
お気に入りは
後味最悪の「通勤列車」
自分の発言には本当に注意しないといけませんね
誰が、そこに、いるのか……
　
余韻に浸れる「恐怖」
これぞディーヴァー・マジック
この先、自分ならば、どこに進むのだろうか？
読後に、これだけ、ドキドキハラハラさせてくれるなんて！
　
あと、リンカーン・ライム登場の「ロカールの原理」も外せません　
十分長編に出来る内容を
贅沢に短編にしてくれてますよ
　
ま、とにかく
短編なのに圧倒的な充実感
並みの作家ならば
この16作品で作家人生完了でしょうか
　　　
　　　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

ポーカー・レッスン (文春文庫)

※はてな年間100冊読書クラブ
(20111021-20121120.166/144)　
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