頁が重い
「誰よりも狙われた男」(2/144)
実は、久しぶりのル・カレ
もしかしたら10年ぶり
やっぱ、重い
舞台はハンブルグ
今になって
情けない……
この作品で知ることが出来て良かった
テロの話と正義の話は密接な関係がある
この作品の決着も
これが「有り」なのか「無し」なのか
これが「善」なのか「悪」なのか
判断できない
主要登場人物も
何か「言い訳」を死ぬ思いをして見つけて
本当に苦しい決断をして
そして、その決断を信じて
行動している
もちろん、容易に判断する輩もいる
自分の立ち位置で
その判断をコロコロ変えることが出来る人非人もいる
でも、そいつらが悪とは限らない
10年後には英雄かもしれない
重い決断の先に待つものを
受け入れる勇気を忘れるな
ル・カレからの重いメッセージ
しかと受け止めた
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
※はてな年間100冊読書クラブ
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