趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

フォロー、命

「撃てない警官」(3/144) 
  
  

シリーズ第一弾

珍しく第二弾から読んでしまったので

やっと彼の左遷の理由がわかってホッとしました(笑)

 

まあ、罠にはまって、というか一種のトバッチリで

綾瀬署にやってきたんですが

様々な事件、というか

はっきり言えば、各種社内トラブルのもみ消し、メインですね

エリートとしては必須項目

本社のパワーゲームの中での動きだけでなく

現場の泥臭い案件への対処法まで覚えることができ

柴崎氏、勉強になってます

結果的には、出世が早くなると思いますよ

 

一般企業ならば「謝罪」で許されるような案件も

立場的に謝罪が出来ない警察という組織の中なので

処理が非常に面倒になる

彼には「痛み分け」もないし「結果オーライ」もNGだ

でも人間であることに変わりはない

 

僕は警察という組織を信用しているし

警察官の人たちに本当に感謝しているので

基本、警察サイドに肩入れして読んでいるので

頑張れ!って応援したくなるけど

僕とは全く反対の感想を持つ人が読んだら

どうなんでしょうか

  

人間は失敗をする

それをどこまで許容するのか

そして、その失敗をいかにフォローするのか

難しい問題ですね

警察という舞台でそれを見事に描いていると思います

間違いなく、秀作!

 

  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから
<   
はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144) 
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)