フォロー、命
「撃てない警官」(3/144)
シリーズ第一弾
珍しく第二弾から読んでしまったので
やっと彼の左遷の理由がわかってホッとしました(笑)
まあ、罠にはまって、というか一種のトバッチリで
綾瀬署にやってきたんですが
様々な事件、というか
はっきり言えば、各種社内トラブルのもみ消し、メインですね
エリートとしては必須項目
本社のパワーゲームの中での動きだけでなく
現場の泥臭い案件への対処法まで覚えることができ
柴崎氏、勉強になってます
結果的には、出世が早くなると思いますよ
一般企業ならば「謝罪」で許されるような案件も
立場的に謝罪が出来ない警察という組織の中なので
処理が非常に面倒になる
彼には「痛み分け」もないし「結果オーライ」もNGだ
でも人間であることに変わりはない
僕は警察という組織を信用しているし
警察官の人たちに本当に感謝しているので
基本、警察サイドに肩入れして読んでいるので
頑張れ!って応援したくなるけど
僕とは全く反対の感想を持つ人が読んだら
どうなんでしょうか
人間は失敗をする
それをどこまで許容するのか
そして、その失敗をいかにフォローするのか
難しい問題ですね
警察という舞台でそれを見事に描いていると思います
間違いなく、秀作!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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