地味に
「ナンバー」(11/144)
警視庁捜査二課です
横領、詐欺
いわゆる知能犯相手
殺人や対暴力団といったヴァイオレンス系や
公安といったエスピオナージュ系に比べれば
はっきりいって地味です
でも
どちらかといえば
市井の人に近い人たちが「犯人」であるだけに
自分に近くて
いつ、自分が、向こう側に、行ってしまうか
けっこう、リアルな感情が、渦巻いたりして
そして基本は「裏切り」
その裏切る気持ちを
相場は、地味に書き込んでいるので
ゾクゾクします
人の気持ちは
一瞬にして変わるんだな
という恐ろしい事実を突きつける作品
別の意味で
手に汗、握ること間違いなし
秀作です、読むべし
※はてな年間100冊読書クラブ
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