趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

書いていない部分は読者のもの

「絶望系」(13/144) 

 

 

新潮NEXです

なんと、電撃文庫から転籍(?)

そして、お恥ずかしいことに

作者、谷川が『涼宮ハルヒ』シリーズの著者ともしらず

読んでいました

 

ラノベ風の描写があるのは

ちょっと気になったけど

読み進めるうちに、そんなことは忘れてしまった

 

書いていないことが多すぎる

あまりにも欠けている

全体像が見えてこない

 

が、しかし、が、しかし

もしかしたら

書いていないことを読者に分からせるために

谷川は文章を書いているのではないか

そんな気にさせる作品

 

ある日、天使と悪魔と死神と幽霊が友人の家に出現する

主人公は変な少女と毎晩性交している

その少女の姉は凄い人らしい

 

これを支離滅裂と言うことも可能だと思う

でも、ちょっと違う

本作のテーマ「絶望」を真正面から受け止めると

合理的とか整合性とか

捨てるしかないのかもしれない

 

一応、連続殺人事件にかかわるミステリですが

ミステリだと思って読まないでください

ただ、絶望に向かって突き進む物語ですから

  

  

もう一つの趣味は「ランニング」ですから


はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144) 
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)