ラスト8頁のジェットコースター
「ビッチマグネット」(16/144)
そもそも舞城作品なので
理解よりも
文字を追う悦びを享受しようと思って読みはじめたけど
今回の主人公の姉と弟を軸にした
恋とか愛の話は
想像以上に物語が見えてきて
弟に対する姉の屈折した思いの描写とか
父の愛人に対する微妙な空気感とか
主人公自身の恋愛の話とか
絶妙な切り方で進行し
最後の家族全員での「離婚儀式」とかも
らしいな~とか思って読んでいました
が、しかし
が、が、しかし
ラスト8頁で
読んできた全てが
文庫にして220頁が
僕の中で吹っ飛びました
やっぱ、舞城だね
甘く見てました
無条件降伏
※はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)