新宿に、行きたい

「絆回廊　新宿鮫10」(23/144)　　

四年ぶり

鮫に会いました

9、8、7、6、5、4、3、2、1

今までは変則的な読み方をしていたので

こんなに間があいたのは初めて

でも鮫島は

すぐに戻ってきてくれました

このキャラ、無敵

刑務所から出て来た男の

警察官に対する逆恨みの復讐劇が

思わぬ事件を引き起こす　

中国残留孤児たちの猛烈な犯罪組織

さらに別ラインで晶が逮捕か？

あの人の死で終わる本作

その衝撃の大きさで

まだ終わってない複数の物語のことを忘れそうになる

でも、いいじゃないか

たまには忘れようよ

今回は本当に惜しい人たちが死んでいく

新宿から始まった悲劇は

終わることをしらない

悲の連鎖は

死をもってしても止められないのかもしれない

でも、鮫島は止まらない

警官である

全てはオカマのママの発言、心中、行動が語っている

理屈なんて

革命が起こればひっくり返るが

思いは

そのままなんだ、ってことを

いや、感動

まだまだ続いてほしいシリーズ

もっと読みたい

歌舞伎町がなくなっても

このサーガは終わらないはず

※もう一つの趣味は「ランニング」ですから

※はてな年間100冊読書クラブ
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