たまには心温まる作品も読むんですよ
「ウィンター・ホリデー」(27/144)
良い人たちの話
久しぶりに読んだかも
このホッコリ感、たまには嬉しいかも
シリーズものであることを知らずに読み始めましたが
途中入りでも全く問題なしでした
元ヤンでホスト
ある日、突然現れた「息子」
それをきっかけに昼の仕事にチェンジした主人公
宅配便で頑張る「冬の陣」ストーリー
善意の人たちのすれ違い
ちょっとした誤解
実に上手に書いています
ありがちといえば、ありがちな展開ですが
たまに出てくる指南役のサブキャラ
ナンバー1ホストとニューハーフ店長の二人が
流れを引き締めています
このくらいデフォルメされたキャラって
下手すると物語の主導権を奪ってしまって
全体的にバラバラになることもあるのですが
本作品では
実に、いい味出してます
物語のポイントは
主人公とシングルマザー母・息子の行方に絞られていきます
なぜ、息子が出来た時に……
お互い、良い人たちの確執が解ける日はくるのでしょうか?
やさしい気持ちになれる一冊です
年末、殺伐としてる方にはオススメ
※はてな年間100冊読書クラブ
(20131021-20141020.164/144)
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