趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

医療に、日本に、春はくるのかな

「極北ラプソディー」(55/144)  
  
 
あれから、時間は経過して
  
前作から一転
今回の物語は非常に地味で地に足がついている
極北という町が
本来の田舎のペースを取り戻したかのようだ
医療のペースもそれに呼応するかのように
落ち着いたものになりつつあったが
  
主題は地域医療、地方の病院問題だ
お金はない
病院を必要とする(とされている?)お年寄りは増えるばかり
医者もいない(ように思われる)
そもそも
救急医療と通常医療の問題
医療と病院と救急(緊急事態)とは何か
病気、ケガといったものへの考え方
死にゆくための医療の生きるための医療
そういった事を
全部同じまな板の上で処理することの限界を認め
整理しないと
この国は崩壊しちゃうかも
 
今回はジェネラル・ルージュ速水が大活躍する
チュッパチャップス、相変わらず
やっぱ、いいキャラだ
いい奴じゃないかもしれないけど
桜宮から外に出ると
皆、生き生きとしてくるのは気のせいだろうか……
ねえ、花房さんだって、ねえ
とりあえず、お幸せに
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから


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