趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

読んで良かったと素直に思える

「サクラ咲く」(68/144)  
 
 
三篇収録
最初の二つは
進研ゼミ『中一・中二講座』に収録
といっても決して子供向きではありません
あの頃の
中学生の頃の
恥ずかしいほどに輝いている感情の起伏が
そこにある
オトナ、否オジサンの僕が読むべき作品なのかも
 
なぜか運動が出来ることがピックアップされることに対する
文科系の少年、少女のささやかな抵抗
運動好きだった人にはわかるまい
いいんだ
読書が好きな人にしか理解できない
 
世界の広さを
あの頃もっとも多感な時期に知ることもなく
ただ
グランドや体育館といった小さな小さな世界だけで
はしゃいでいた運動系の奴らには
わかるまい
この可能性にあふれた
文科系の世界を
 
戻りたい
でも戻れない
もしタイムマシーンがあっても戻ってはいけない
そんな切なく嬉しい気持ちになれる作品
 
辻村深月に感謝
本当に感謝
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

 
  
はてな年間100冊読書クラブ
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