趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

これは巧い!!

「小さいおうち」(71/144)  
 
 
面白かった〜
 
舞台設定
登場するキャラクター
文の調子
そして物語
どれをとってもレベル高
感動的
さすが直木賞、とういうのは陳腐な表現かもしれませんが
やっぱ、直木賞は凄いや
これは納得です
 
小さいおうちにいる「お手伝いさん」を中心に
第二次世界大戦にいたるまでの東京が舞台
戦争中とはいうものの
あまり戦争が関係ない日常もあるんだという視点が素晴らしい
そして、その視点を
歴史観的な上から目線ではなく
よくありがちな子供目線でもなく
オトナのお手伝いさんにしたところが素晴らしい
さらに言えば
東京と田舎という対立軸を前面に押し出していないところもオシャレ
いや、すごい
常套手段を使わずにドラマを生み出す力
中島京子
すごいや、圧倒的だ
 
映画、どうなのかな
黒木華は良いかも
松さんは……まあジャストでしょ 
 
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

  
はてな年間100冊読書クラブ
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