想像を超えるラブ
「ラブレス」(83/144)
とある女の一生を描いた大河小説
その人生を
壮絶と呼ぶのか
それとも幸福と呼ぶのか
それを決めるのは誰なのか
当人が幸せと思って死ねれば
周囲がどう思おうが関係ないのか?
物語は百合江の死の床からはじまり
死で終わる
その間に彼女の人生が
妹と母との微妙な関係値をベースに
自分の「歌」に対しての距離感を軸に語られていく
極貧の家を飛出し
旅回りの一座に入る
歌い、踊り、恋をする
そして子供を産み、育てる
全部含めて、生きている
主人公、百合江のラブは不思議だ
こだわりが無い
あっさりしている
でも、薄いかというとそうでもない
不器用だけどしなやかに生きている百合江
無様だけど納得してラブをする百合江
こんなラブ
初めて知った
面白いです、読んでみよう
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
※はてな年間100冊読書クラブ
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