普通の理由、か

「叫びと祈り」(84/144)　　
　
　
行動には
理由がある、普通
　
殺人には
動機がある、普通
　
本作
その動機の特殊性たるや
ちょっと凄すぎる
でも、決してエキセントリックではない
実にスマートな
超頭脳バトル
異世界の論理との壮絶な戦いが始まる
日本の常識を離れて
果たして結末にたどり着けるのか
そもそも普通とは何か
僕の普通
あなたの普通
江戸の普通
イスラム国家の普通
何だろう
そして、明日の普通は、分からない……
　
五作品収録中で
一番揺り動かされたのは
やはり代表作「砂漠を走る船の道」
　
なぜ殺すのか
　
いや、凄い
　
もう書かない
　
この連休、遠出しないひとは読んでね
　
　
やはり、人は、理由がなくては生きていけないのか
　　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

　　
※はてな年間100冊読書クラブ
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