趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

笑顔だけで生きていけるわけがない

「ひそやかな楽園」(88/144) 
 
 
子供たちのキャンプの話で始まる
そして
少年少女になり
男、女になっていく
 
どこか淀んでいる
きれい、汚いじゃなくて
その原因は何か?
 
そこで角田がぶち込んできたのが……

  
 
 
 

 
 
  
 

 
 
 
 

 
 
 

 
 
 
 

 
一応、ネタバレかもしれないので
下に書きますが……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 

人工授精というテーマ
ここでは
全てが男子側、つまり精子に問題があり
子供が出来なかった人たちの集いとなっている
 
他人の精子で生まれた子供を
母はどう思うか
父はどう思うか
 
育ての父の精子から生を受けていない子供は
父をどう思うか
母をどう思うか
 
重い、という言葉だけでは物足りない何か
作品中に「欠落」というキーワードが出てくるが
それだけでもない
 
結婚もしていないし
子供もいない僕の環境からは
想像を絶する物語がここにはある
 
世間は連休中
明るく、楽しい雰囲気
でも、でも、でも
 
これだけ様々な感情に触れることが出来るなんて貴重
凄く面白かった
だから、読書はやめられない
 
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

   
はてな年間100冊読書クラブ
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