趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ドキリ、そしてグサリ

ラバー・ソウル」(116/144) 
 
 
最初からネタバレになります
ですので、とりあえず一言
 
切ないよ
読んじゃいなよ
様々な心を動きをもたらす
素晴らしい作品です
   
 

 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
  

 
 
 
 
 
 
 
 

  
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 

で、よくあるパターンです
全てが狂言だったというやつ
 
ま、このパターンの最高進化形が「容疑者X」なんですが
本作品は
振り返れば、実にオーソドックスなタイプ
そう、読み終わってみれば、実に簡単
主人公・すずきまことの思いに
狂いはなかったんです
 
でも、最後まで気が付かなかった
完全に文章に飲み込まれてました
 
井上の巧みな構成もさることながら
主人公の「異常」な設定に完全にだまされました
この人の先入観を利用したトリック
見事です
  
更に、もう一つのこの物語の本質
人の容姿がもたらす心の動き
切ないですね
これがかなり現実に近いと思うと
痛みます
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



     
はてな年間100冊読書クラブ
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144) 
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)