趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

泣いちゃうくらい面白いし

「お文の影」(117/144) 
 
 
江戸
怪談
宮部
 
6つの物語、面白すぎ
どうしようもないくらいに面白い
6つの「あやし」が登場する
 
掛け軸の中に
影に紛れて
布団に無数の眼が!
わが子が鬼?
魂の再インストール
ご存知、化け猫
 
哀しい、切ない、ちょっと微笑ましい
宮部が江戸の町に解き放つオブジェクト
それに対峙する人間は
悪い奴もいれば
善い奴もいる
でも、最後は、優しさが勝つ
哀しい結末かもしれない
不幸だったかもしれない
でも、本当に、最後に微笑むのは優しさなのだ
嘘でもいい
非現実でも良い
甘い考えかもしれない
完全なまやかしなのかもしれない
でも、宮部を読んでいる時だけはそんな気持ちになっていいじゃないか
 
ああ、もっと読みたい
宮部を読みたい
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



     
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