趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

こんなに平穏に生きていて、良いのでしょうか、許されるのでしょうか。

「幻世の祈り」(118/144) 
「遭難者の夢」(119/144) 
「贈られた手」(120/144) 
「巡礼者たち」(121/144)  
 
 
ドラマ化を機に
読んでいなかったのに気が付き
今更ながら
読み始めましたが……
 
重い
とてつもなく、重い
天童なので覚悟はしてはいたが  
 
何事もなく平凡に
とくべつな不幸もなく生きてるのが
申し訳なくなる 
逆に
この生活はまやかしであり
いつ、本当の世の中、即ち不幸がやってきて
僕の隣にピッタリと寄り添うのか
怖い
恐ろしい
 
家庭の話
子供の虐待
親への暴力
逃げられない子供
守れない大人
 
そして、それを防げない
人、
社会、
学校、
司法機関、
世間、
ご近所さん、
マスコミ、
有識者
宗教、
知恵、
親族、
友人、
恋人、
システム、
経済、
主義、
哲学、
 
初出の「家族狩り」を再構築して文庫5巻
4巻まで読みました
ラストで救われるなんて……思ってません
そんな軟弱な作品じゃないでしょう 
前に読んだ「悼む人」もそうでした
読了した時に
見えてくる何かに触りたくて
その匂いを感じたくて
 
さあ、もう少し
辛くて、心痛むけど、輝く時間を、楽しみます
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから



     
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