音色が文字に化ける
「シューマンの指」(127/144)
ブログ、ちょっと空いてしまいましたが
読書のペースは維持しているわけで
暑さに文字力が少し減退しただけであって……
ピアニストの物語です
様々な音楽家や楽曲に関する
圧倒的な記述の前に
正直、打ちのめされました
どうしたら
文字でこの表現力を実現できるのか
メインに流れるのはタイトルにもあるシューマンの楽曲です
その他にも様々な音楽が登場します
クラシックといわれるジャンルはほとんど知らないので
曲名を見ても音は浮かんできません
でも、それで良かったかもしれません
奥泉の演奏する文字という楽器での作品をピュアに聴くことが出来たから
そこに、音楽は、ありました
ミステリなのですが
普通のミステリではありません
ピアニスト復活の謎が解けた時に
真実は、より謎に包まれます
音楽、人生の謎なんて
解けてしまったら、きっと生きてる価値、なくなってしまいます
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
※はてな年間100冊読書クラブ
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