趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

あれ、もしかして……

「黄金色の祈り」(129/144)  
 
 
あの「タック&タカチ」シリーズを書いた西澤だから
温い作品の訳、無いよね
読了して、改めて感じました
ずしりと来る
そして、ふと我に返る
 
 あれ、自分、もしかして……
 なんか、昔、やってたかも……
 人を、殺してたかも
 
中学校、吹奏楽部から物語はスタートします
主人公は、まあ「お調子もの」でしょう
適当に立ち回り
ちょっとした挫折を感じつつ
高校に
 
そして、まさかの留学
 
で、そこから……
 
西澤の「爪」が徐々に出てくる
何かがズレた
ちょっとした違和感
この誤差
 
でも、本当は
あの時に
全てが決まっていただなんて……
まさに、西澤マジック
 
途轍もなくディープなスクールデイズ・ミステリ
超堪能 
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから


      
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