趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

低温の魅力

「闇の喇叭」(131/144)  
 
 
低い
このテンションの低さが
作品の緊張感を徐々に徐々に高めていく
たまらない
静かに興奮出来る
久しぶりに、来た、かもしれない
 
設定からして痺れます
USAの原子爆弾の開発の遅れにより
歴史の流れが変わり
朝鮮半島ではなく
日本が津軽海峡にて南北に分断されてしまった世界
そんな、南側の日本が舞台
そこでは「私立探偵」行為が法で禁じられている
 
主人公はソラ
両親は元私立探偵
母は「失踪」中、行方不明
父娘で、田舎にひっそりと暮らしていたが……
 
北のスパイが潜入
全裸死体
村の「変人」が殺害
公安刑事の捜査
暴かれる過去
更に暴かれる過去
 
事件の解決を機に
ソラの物語が、やっと動き出す 
 
これ、シリーズじゃなかったら
泣いちゃうよね
 
シリーズだから
静かに、燃えてくるよね
 
超楽しみ 
  
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

       
はてな年間100冊読書クラブ
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