真相を暴く、美しく
「カラマーゾフの妹」(152/144)
あの
あの、ドストエフスキーの
そう「カラマーゾフの兄弟」の続きだなんて凄すぎる
無邪気にも
「カラマーゾフ」という単語にひっかけた内容で
ロシア文学を研究する
日本人の女性かなんかが主人公で
日本とロシアを駆け巡るミステリなのかな
程度に思って読み始めました
すみません
舐めてました
露文、高校時代に、トルストイは頑張って読んだけど
こっちは、無理だったな……
あああ、読んでおくべきだった
タイムマシンがあったならば自分に言おう
「アンナカレーニナ」を読む前に
「兄弟」の方を読んでおけ、と
「カラマーゾフの兄弟」の事件の真相を暴くという作品です
1880年の作品の続きを勝手に書き上げる
暴挙です、普通は
「死人に口なし」をいいことに
やりたい放題ですから
でも、でも
この暴挙はあまりにも美しすぎます
SFでもあり、ミステリでもあり
アプローチの思考はファンタジーであり
様々な要素がパーフェクトに溶け込む
そんな絶妙な一品
味わうべき
まさに
絶対
!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから
※はてな年間100冊読書クラブ
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