堕ちる。どこへ?
「定本 百鬼夜行 陽」(46/144)
陰のためには陽が要る
悪があるから善が褒められる
人と妖の関係も似ているのかもしれない
百鬼夜行シリーズ
「姑獲鳥の夏」から「鵼の碑」の登場人物のサイドストーリー
十の妖怪が闊歩する
残念ながら、全てを読んでいないので
真髄を楽しむことは出来ないのは残念だったが
本作品だけでも
十分に楽しめる重厚な内容です
一番、刺さったのは
あの「絡新婦の理」のマキの物語である「屏風闚 」
人が堕ちていく姿を
覗いている感覚が
しびれた
全ては自分の責任なのか
人には
自分ではどうすることもできない何か
抗う事の出来ない何か
がある
それが間違いだと脳では悟っているのに
脳の思考とは別の行動をとってしまう時
がある
堕ちるのは簡単だ
※はてな年間100冊読書クラブ
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