これが警察の小説。まあ、読め。
「ロクヨン 上」(51/144)
「ロクヨン 下」(52/144)
面白すぎる
凄すぎる
様々な警察小説がありますが
やはり、横山のは
違う
D県警シリーズ
陰の季節、動機、顔、そして
今度は「広報官」が主役
また、ある意味「日陰セクション」
警務部と刑事部の戦い
中央と県の戦い
警察とマスコミの戦い
上司との戦い
部下との戦い
家族との戦い
そして自分との戦い
明白な勝ち負けが見えないまま
人は常に戦って
生きていけないのか?
もう、読むしかないです
何が違うのか
それは
途上人物の大多数が抱える
苦悩の濃さかもしれない
特に主役・三上の苦悩の深さは計り知れない
いきなり一人娘の家出・失踪から始まる
普通ならば
この事件が核になって進んでいくと思いきや
14年前の未解決誘拐事件を軸に
濃密な小説が展開されます
こんなに苦しいのに
一気読みしたくなるのはナゼ?
それは
本当に面白いから
です
まあ、読め、と
※はてな年間100冊読書クラブ
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