3.11
「想像ラジオ」(53/144)
東日本大震災の悲しみに対して
真正面から向き合った小説を
はじめて読みました
様々な角度で
あの日を、そしてあの日がもたらした日々を
描いている作品があるでしょう
その風景は
特に当事者ではない場合は
人によってかなり見え方が違うと思います
所詮、他人の不幸
もちろん、大変で苦しいことは理解するが
あとは自分の力でやってくれ
それが人生なのさ
と突き放す人もいるだろう
わが身の不幸のように
共に苦しみを感じ
悲しみを共有し
献身的に、積極的にサポートをし
一緒に復興を目指そうとする人もいるだろう
何が正しい人間の姿なのか
僕には分からない……
でも、本作品を読んで
想像することが大事なのかな、と思った
共感も否定もいらない
ただ想像するだけ
ゴールに悲しみを据えて、そこに向けて想像するのではなく
ただ想像してみる
それで、いいんじゃないかな
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