軽やかな名探偵
「東尋坊マジック」(62/144)
こんなにフットワークの軽い名探偵は初めてだ
イケメンで博識
性格は「軽薄」だけど信用されている
素晴らしい
そしてトラベルミステリー
設定まで軽やかだ
名探偵の職業が旅行会社勤務とは
やりすぎだろっ!と言いたくなってしまう
このまま進めば
ありがちな2時間ドラマ系になってしまうところだが
二階堂が、強引に「本格」に引きずりこんでます
いやあ、力技
東尋坊で起きた発砲殺人事件の目撃者となった
名探偵サトルと部下の由加理
そこから未解決の猟奇的連続殺人事件に
いつのまにかなだれこんでいく
アリバイトリック崩しがメインテーマ
事件の登場人物たちの関係性が暴かれていくのと連動して
トリックの解釈も変わっていく
あくまでも「本格」なので
細かいところはスルーして
楽しく本格を楽しみましょう
※はてな年間100冊読書クラブ
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