趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ありがとう、読書の神様

「いつか陽のあたる場所で」(75/144) 

「すれ違う背中を」(76/144)   

 「いちばん長い夜に」(77/144) 

 

 

なぜか、このシリーズ、未読でした

きっと、ドラマ化ってことで避けていたのでしょう

 

で、今回、シリーズ完結と言うことで購入

そして、一気読み

この一週間、僕は千駄木、根津界隈で生きていました、気持ち的には

そして、この結末

まさか……

そして、驚愕の「あとがき」

 

この物語を締めくくる「手法」は

考えながら読んでいました

なんたって、乃南ですから、どの角度で落とし前をつけるのか

期待しながら

今まで、何冊も読んでいます

様々なパターン、知ってますから

さて、どう攻めてくるのか

ワクワク、ドキドキ

 

でも、でも

これは想像を超えていました

そして

何の前知識もなく読み始めることが出来た奇跡に

感謝です

ありがとう、読書の神様

 

で、本作品

30歳と42歳の女性が主人公

二人が出会ったのは「刑務所」

昏睡強盗と夫殺し

出所後の生き方が淡々と綴られていきます

この淡々さが「きつい」んです

乃南の得意技の一つ(だと思っているんですが)

何もないドラマチック

何もないからそこ

その裏の「何」かが見えてくる

巧いです

 

軽く読めます

でも、その軽さを意味を

かみしめてください

ま、読むべきかと

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ
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