モッタイナイお化け、異常出没
「私と踊って」(102/144)
贅沢すぎる短編集だ…
19個の世界にフェードイン
ミステリ、SF、ホラー
現実世界からチョットだけずれ込んだ
歪んだ現実に
短い時間だけ没入
短編だからすぐに読めて、すぐに入り込めるけど
その深さは甘く見ちゃイケナイヨ
表題作「私と踊って」は
踊りとは、ダンスとは何かを的確に表現していて
震えました
いや、ダンスというよりは
「表現する行為」全般に対する真理なのかも
近未来SF「東京の日記」も秀作
迫りくるけど目に見えない恐怖、圧迫、支配
権力?国家?陰謀?
いや、そうじゃなくて、本当の敵は自分たちなの?
長篇にして欲しいな~
プチミステリ「協力」の秀逸
メスは怖いね…
一番最初の「心変わり」
後からジワジワやってきます
こんなに短いのに
恩田クオリティ炸裂です
この物語の続き、どうなるんだろう
主人公が取る行動は?
彼も、やっぱ巻き込まれるのかな
妄想は止まりません
こんなたくさんの読書の醍醐味を
この一冊に詰め込むなんて
ああ、もったいない!
※はてな年間100冊読書クラブ
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