趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

生きるとは負け続けること、死ぬとはもう負けぬこと

「スカル・ブレーカ」(119/144)     

 

『 生きるとは負け続けること、死ぬとはもう負けぬこと』

 

この一文が全てでした

マヂで

生きるために負ける

一時の感情を抑えて

命の為に負けを選ぶ勇気と知性

学びました

 

ヴォイドシェイパ シリーズ、三つ目

主人公ゼンの成長が著しい

多くの人と出会う

これが「生きる意味」の全てなのかもしれない

出会うか、出会わないか

偶然の出会いもあります

意図的に選択する場合もあります

その選択が

人生なのかもしれません

 

江戸時代

武士が本来の役割である「戦い」をする必要がなくなった

平和な時代

そんな時代に超有名な幻の「剣豪」に育てられたゼン

師と二人きり

ずっと山の奥で生活してきた男が

師の死をきっかけに山を下りて、旅に出ます

初めての社会で

筋や理だけでは生きていけないことを覚えていきます

自然の摂理の中で純粋で生きてきたゼンが

世俗に汚れることなく

徐々に歩み寄り、成長していく様は素敵で可愛いんです

 

本作では、剣士ゼン、勝と負を考えます

自分が敵わない相手に出会う衝撃

戦いは自分だけのものではないという事実

そもそも、何が勝なのか?

なぜ負じゃいけないのか?

 

そして「母」との出会い

家族、親子という概念を知ったゼンは

この先、どうするのか

 

いや、楽しい

森の書く戦闘シーンの切れ味も抜群

本当に様々な読み方が出来る

 

やっぱ、本はいいね

自由だよ

妄想フルスロットルだね

再認識させていただきました

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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