趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

性と性器

「親指Pの修行時代・上」(134/144)  

「親指Pの修行時代・下」(135/144)    

 

1993年の衝撃の名作に出会えたのは

渋谷の地下の書店での

コーナー展開のおかげです

本屋、重要、ありがとう

 

で、本作品をギュっとまとめると

右足の

親指が

ある朝、突如

指ではなくペニス、つまりオチンチンになってしまった

平凡な「女子」一実が

人間関係の本質に気が付くお話し…

 

え、あり得ないでしょ!

この小説にしか出来ないアクロバティック

性器と性

この当たり前の関係性をぶち壊すパワー

一実は

レズに目覚めるのだけど

男性器を持った女性にとって

女性とは何なのか?

 

他にも様々な

性の関係値が描かれています

優等生的な結論を述べるならば

性差よりも大事なのは人間差なのだけど…

それが

理性的に判断できるわけがない

のが人間なのでしょうか

 

文字面だけを拾っていけば卑猥なのですが

文字の中に埋まっているのは

実に、実に、シンプルなコトだったのかもしれません

 

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

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