趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

たまにはホンワリ

「なきむし姫」(136/144)    

 

 

重松も

こんなにスィートな作品を書くんですね

懐の深い作家です

 

でも、やはり、重松

微妙なラインで

作品を読者に丸投げします

この先は、あなたにお任せしますよ、と

絶妙です

 

単身赴任で妻は息子と娘の三人暮らしをはじめます

すぐに泣いてしまう「なきむし姫」

旦那は心配で心配で…

そこに突如あらわれた昔の男友達

 

実に

平々凡々としてた設定なのですが

それを

平々凡々と書いていくところが凄いのでしょう

下手な「ドラマチック」を差し込まないので

昼メロになっていない

問題の意外とすぐに解決してしまう

その加減が上手です

 

優しい気持ちになりたい時

読むと、心に、効きますよ、きっと

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

(20131021-20141020.164/144)
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