有終の美。そして次へ。
「カレイドスコープの箱庭」(145/144)
今年度も無事にノルマ達成
読書の出来る環境に、感謝です
さて、バチスタを読んでから、8年も経つんですね
ビックリです
田口、白鳥コンビのフィナーレは
正直、内輪受けかもしれませんが
それでいいんです
海堂先生と一緒に歩んできた(とは流石に大袈裟すぎますが…)道のりを振り返る
それが本書最大の醍醐味で良いのだと
最後の「事件」は誤診疑惑
検体の取り違え?
それとも診察ミス?
慣れない海外出張なんぞもしつつ
国際会議開催に向けての根回しに忙殺される中
かつての「戦友」達も 病院に結集
そして、事件の行方は…
ミステリ部分は実にオーソドックスです
所詮、医者も人間だし
病院で働いている人たちも
生きていくには稼がないといけないという現実からは逃れられません
事件には動機が必要であるということです
ま、犯人は早々に分かってしまうと思うのですが
それはそれでコロンボ的ミステリとして楽しめますよ
田口が会議の準備でてんてこ舞いしている裏で
白鳥さん、ちゃんと活躍してくれますから
で、本編の後の怒涛のオマケが凄いんです
ということで
今までバチスタ、ナイチンゲール、ジェネラル・ルージュ、イノセント・ゲリラ、アリアドネ、ケルベロス、そして本作品と
長々と楽しませていただいて
ありがとうございました
で、セカンドシーズンは、いつに!!!
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)