マティス、セザンヌ、ドガ、そしてモネ
「シヴェルニーの食卓」(147/144)
絵画を見るときは
出来る限り、文字情報・知識は排除して
純粋な「目」でみたいと思っていたのですが
本作を読んでみて
物語の一部を補完する絵画
という見方も
良いのかもしれない、と感じました
今回は珍しく家でじっくり読書できたので
PCを目の前に
小説に登場する様々な作品や風景を
検索してチェックしながら読み進めました
なかなか面白かったです
各画家に関する逸話
本作品、史実をベースとしたフィクションですよね
途中から全てが現実の話のように思われてきて
完全にトリップ状態
目の前の傑作絵画から出てくるパワーは
PCの画像でも強烈だったのでしょう
実に不思議な読後感でした
中でもドガのエピソードは切なかったです
そして
ドガの絵画をみる気持ちがガラリと変わりました
あの踊り子本人の気持ちと
それを全身全霊で受け止める画家
凄い、これは「闘い」です
ちょうど、モネ展がはじまります
美術館で
妄想の世界に飛び立ちましょうかね
(20131021-20141020.164/144)
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