警察官としての軸はブレずに…
「憂いなき街」(153/144)
北海道警察シリーズ
もう7作目なんですね
で…、一作品、飛ばしてしまいましたが
何の問題もありませんでした
札幌のジャズフェスティバルが舞台
ピアニストの女性、奈津美と津久井が「恋に落ちる」なんて
ちょっと、ちょっと
今回は一気にドラマチックじゃないですか
で、物語の構成が、ちょっと複雑です
本作の主人公は津久井ですが
津久井の行動原則は
警察官という軸はブレないものの
核心は奈津美を守る、ということであります
そのコアの周りで
いつも通りの警察小説が展開していきます
あくまでも警察官なんです
津久井も、佐伯も、新宮も、そして小島も
公園で殺人事件が
奈津美の周囲の人物を洗っていく警察
明らかになる事実
筋が見えてこない人間関係
登場人物の真の姿が徐々に徐々に…
そして、犯人は?
女に緩すぎる四方田という男のキャラも
まあ、昭和のミュージシャンっぽくて
良かったかも
こういうダメ系が出てくると
やっぱ、警察官、応援したくなりますね
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)