エンデュランス、知ってますか？

「天翔ける」(162/144)　  

甘く見てました

表紙を見て

馬が描いてあって

読み始めたら

小学生の女の子が出てきたから

馬の牧場での心温まる物語か

もしくは女性ジョッキーに成長していくストーリーと思ってました

初めて知りました

エンデュランス

とりあえずwikiを見てみてください

こんな素敵な馬術競技があったなんて

初めて知りました

いや、まだまだ、知らないことだらけですね

本当に、世界は広いです

もっと知りたい、と改めて思いました

で、その馬のレースに挑むお話しなんです

この競技を日本で広めたい人物が

この少女を騎手として抜擢

少女、ちょっと訳アリ

そして少女を支える人たちもみんな訳アリ

でも、馬は訳とか関係ない

その人の本質とつきあってくれる

偏見をもたずに

訳を曲解せずに真っすぐに

村山由佳、そんなに読んでいないけど

きっと、他の作品とは異質なんでしょう

馬という生き物に託して

生きることの可能性を

フルバーストさせてる感じ

それにしても

最後の競技の描写は

読んでいて、本当に嬉しくなってきます

敢えて「書かない」という力技も実に効果的

村山の圧倒的な筆力

堪能してみてください

※もう一つの趣味は「ランニング」ですから

※はてな年間100冊読書クラブ

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