芥川賞ノミニーからの
「ミート・ザ・ビート」(163/144)
読みました
5年前の作品
文庫の帯には「賞賛と酷評」
でも、芥川賞候補作だったんですね
ざっと選評を読む限りは
なぜ、この作品が最終候補に残ったのか不思議な気分にもなりますが…
で、この終わり方は唖然としました
これ、演劇、芝居ならばアリだと思います
こういうの、好きです
なので、この作品はただ読むだけじゃ成立しない気がします
もの凄い情報処理能力を要求されてる感じ
ゾクゾク、ゾワゾワな読書にするために
頑張って読みましょう
そもそも
ホンダのビートとか、ランエボとかムーブとか
この車たちの持つ「様々な意味」を理解していないと
意味不明だと思います
本来ならば
もっと説明すべきなのかな?
でも、説明したら
このフワフワした雰囲気は出てこないでしょう
う~む、確かに問題作
でも、僕は非常に愉快な気持ちになりました
短編もついてます
こっちも秀逸
この無意味な感触は斬新です
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)