VIVA!!初読
「ふくわらい」(165/144)
西加奈子、初読でした
で、単純に面白いうえに
想像以上の奥の深さもあって
あっという間にズズイーっと引き込まれました
昔ながらの遊び「ふくわらい」が好きな少女が登場します
そんな不思議少女の
ちょっと怪しく可愛い物語かと思いきや
彼女が25歳で出版社の文芸編集者として活躍している時代に
一気に場面は飛んでいきます
そして、プロレスラー作家の担当となるのです
彼女の「ふくわらい」好きは大人になっても継続しています
その理由は少女時代から変わらず
それだけでも妙なのに
冒険作家(?)の父と一緒に
世界中に秘境(?)を訪ね歩き、様々な体験をし
なんと人肉まで食したことがあり
更に、目の前で父がワニにかみ殺される(?)経験までしているという
妙にもほどがある主人公なのに
読んでいて
全く妙に感じないんです
よっぽど、読んでいる自分の方が
狂っているような気分に、いつのまにかなっています
あ~怖い
ある意味、超恐怖小説です(笑)
西という人の作品は
全てこういうノリなのでしょうか?
これから待ち受ける西ワールド
楽しみです
どんな妙を見せてくれるのか
それとも
どんな悲しみを描いてくれるのか
それとも
どんな幸せをおすそ分けしてくれるのか
言葉の力
見せつけてもらいましょう!
で、「はてな年間100冊読書クラブ」
今年度、165、昨年よりも1冊多かったですね
本年度も目標は一緒、月12冊ペース、144冊です
テーマは2つ
まずは例年通りに「初読作家」
新しい出会いは、意図的に求めないと
もうひとつは「昔の作品」
これも努力が必要です
本屋の独自フェアとかに、今まで以上に要注意ですね
改めて名作を読む必要、ありです
ま、相変わらず、趣味は読書ですから
だから読書はやめられません
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