趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

1992年

「夜にその名を呼べば」(1/144)   

 

 

今期一冊目

テーマに沿って昔の作品からスタートです

社会人デビューの年に発表された作品

僕の読書人生のターニングポイントの一つの年だと思うと

感慨深いです

 

東西ドイツが分裂していた時代

ココム規制違反とか

本当に懐かしい単語が物語の発端となる

昔の作品ならではの楽しみ

携帯電話が無い時代

冷戦があった時代

そんな時代だからこそ成立するスリルを「妄想」する悦び

たまりません

 

会社の都合で

殺人犯として逮捕されるという想像を絶するピンチを

東に亡命するという

アクロバティックな技で回避する主人公

この設定で冒険を感じるのだが

その彼が

東西の壁が壊れて数年たった時点で

日本に帰国するという知らせが…

そこから事件は転がり始める

 

ラストはある程度想像していたけど

いざ、そのラストを突き付けられると…

やばいです

 

犯人探しの作品ではありません

非常にユニークなハードボイルドです

この硬さ

感じてください

 

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

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