やっとたどり着いたよ
「毒蛇の園」(8/144)
何故か読み飛ばしていた
髑髏まで行って
やっと戻りましたよ
これで、とりあえずコンプリート
よくある設定ではあります
恋人が
大金持ちの権力者に奪われる…
その権力者ファミリーは酷いファミリーで
悪どいことを
フルスケールで展開中
そして、猟奇殺人、それも連続
よぎるファミリーの影
これも、よくある設定ではあります
が、しかし
主人公、登場人物のキャラクターと
解決にいたるまでに
二転三転する
緻密で知的なストーリーに感動
悪の兄弟の中で
この事件を仕掛けたのは誰だ
実行したのは誰だ
作者のヒッカケだと思いつつ
気持ちよくミスリードされるミステリの快感を味わう
そして
骨太な警察小説の一面も
存分に楽しめる
本当に悪いのは誰？
で、悪いとは何？
ビジネスはどこまで許されるのか
人の良心はどこまで強くなれるのか
考えさせられます
目の前に差し出された大金、好条件と交換に
何を捨てなくてはいけないのか
人生のテーマかもしれません
質実剛健な
王道、北米ミステリ
ディーヴァ―、コナリー、そしてこのカーリイ
なんて贅沢なんだ
もっと、もっと書いて欲しい
もっと、もっと読みたい
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
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