趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

安定の大どんでん返し

バーニング・ワイヤー 上」(22/144)   

バーニング・ワイヤー 下」(23/144)  

 

 

リンカーン・ライム」シリーズ、これで9作目

最初から大どんでん返しを想定して読むと

それが気になって仕方なくて

作品の世界に

遺留品捜査の現場に入り込めなくなるのが嫌なので

敢えて、物語の勢いのままに読み進める

 

メキシコで、あのウォッチ・メイカーが暗殺を企ているとの情報が

それを阻止し、逮捕を目指す現地警察

それと同時に

ライムのホームグランド、ニューヨークでは

電気を駆使した殺人事件?テロ?が発生

 

目には見えない武器、電気

どこにでもある武器、電気

命を守るも、命を奪うも、使い方次第の電気というモンスターを

自由自在に操るのが今回の敵

 

過激な思想を持った環境団体のテロか?

その団体を利用したイスラム系テロ組織の犯行なのか?

様々な情報が錯綜する中

早い段階で実行犯は特定される

巨大電力会社の写真だった一人の男

電気のせいで白血病になったと思い込んでいた男

 

連続殺人を止めるべく

ライムのチームがニューヨークを駆け巡る

 

で、その男が犯人であることは

今までのライム・シリーズでは考えられない

でも、もしかしたら

ディーヴァーは、その読者の思い込みを利用してくるかもしれない

さあ、どう転がる?

まさにハラハラドキドキの読書だ

 

で、今回のキーパーソンは

昔ながらの刑事デルレイ

聞き込み、張り込み、潜入、情報屋とのコネクション

ITとは相反する世界で

時には犯罪すれすれのことまでして

地味に、そして熱く、現場で、犯人を「狩る」

その彼がもたらした情報が

事件を全く別の次元に導くのだった

 

最初から「大活躍」のウォッチ・メイカーが

どこで本線、ニューヨークと交わるのか!?

 

賛否両論あるとは思いますが

まあ、楽しい読書が待ってますよ

上下巻1,620円で

こんなにエキサイト出来るなんて

なんて贅沢なんでしょ

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

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