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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

久しぶりに宮部クオリティ堪能

「桜ほうさら 上」(47/144)    

「桜ほうさら 下」(48/144)     

 

春樹に続いて宮部を読めるなんて

なんて贅沢なんだろうか

やはり、宮部は別格でした

 

今回は江戸もの

誰かの陰謀により父を殺され

江戸に逃げるように出てくることを余儀なくされた

浪人のお話し

 

全体を覆う雰囲気は

ほんわかと、のほほんとしているのですが

その陰には

人間の悪意、妬み、汚い一面が潜んでいる

完全な悪人は居ないのと同様に

完全な善人も居ないという

人の真実を

さらりと、そして冷酷に書いてくれる

それが宮部クオリティ

 

それは江戸ものでも現代ものでも一緒

よく泣ける小説とかいうキャッチがつく作品がありますよね

べつにそういう作品を否定するわけじゃありません

単純に心を揺さぶられる読書も大事です

でも、そういう小説は、そういう作者はたくさん存在するんです

宮部は違います

単純に泣かせてくれませんから

読み方を変えれば

全く違う側面が見えてくる

 

本作品も

解説で言及されていますが

家族って、決して全てを解決してくれない

諸悪の根源が家族にある場合があることを冷静に理解すべきだ

そんな、普通の作家が書いたら

元も子もないようなシリアスなテーマを

さらりと書いています

 

心温まるエピソードや

ちょっとしたラブストーリー

実に巧みなミステリの要素も含みつつ

江戸、深川の長屋を中心に起こる数々の事件

是非、読んでみて

 

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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