まさかのドラマ化ですが…
「菩提樹荘の殺人」(49/144)
火村准教授のキャステイング
ありかなって思いました
で、本作品は4つの短篇です
若さ(とそのアンチテーゼである老い)が軸にあります
少年犯罪と社会
若手芸人
大学生時代の思い出
そんな話題に関係する事件を火村が解決していきます
僕の注目は「探偵、青の時代」
大学生のころの火村の様子が分かる貴重な作品
切れ味の鋭さが
相手だけではなく自分も切りつけてしまう
そんな若さ
悪気が無い分タチが悪いっヤツですね
もちろん謎解き部分も冴えてます
必要最小限まで削り込んだ感じが心地よいです
シリーズものならではですよね
今までの読書経験があるので
読者が自分の中で物語を膨らますことが出来る喜びですか
火村シリーズは
どこから読んでもそれなりに楽しめますが
本作に関しては
初読には向いていないかと
数冊読んだあとに
ココにくると
昔の話にキュンとなるかもしれません
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)