久しぶりの伊坂でしたが…

「残り全部バケーション」(59/144)     

いや～

どうしようもなく面白い

伊坂っ！

って、小さい「っ」を付けてしまうくらい

面白い

まあ

いつもの「悪党」モノなんですが

なんだろな

この力の抜け方

ここまで緩く書いても作品としてまとまる

これは

伊坂を読み慣れているから？

五つの短篇

時系列は少し前後したりしますが

まあ、実にノンビリ

でも実際に起こっている（描かれている）事件は

意外に急激なんですけどね

そのギャップに

完全にヤラレた～

一番好きなのは

タイムマシーンのヤツかな

インチキ「ターミネーター」でしょ

すげぇ～くだらない嘘だけど

大のオトナが大人数で真剣に取り組むと

真実に近づくていう

素敵で爽快なファンタジー

とやかく書いても仕方ないので

読んでみてよ

すぐに読めるし

伊坂導入としては短めで楽チンかも

ラストもかっこいいですよ

※もう一つの趣味は「ランニング」ですから

※はてな年間100冊読書クラブ

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