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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

全員、不幸。でも、生きていく。

「無垢の領域」(69/144) 

 

 

圧倒的です

これは家では読めませんでした

この気持ちは

地下鉄の中、町の中、酒場の中の雑音で

何というか、中和しておかないと

ヤバいです

 

書道家の男

40過ぎても結果を残せず

実家で痴呆症の元書道家の母の介護をしつつ

道教室を細々とやってる

 

その妻は養護教諭

実質的に家計を支えている

微妙な関係の夫婦である

 

舞台の釧路の図書館に

民営化してからの

初代館長としてやってきた男

様々な軋轢を卒なくこなすやり手

 

がしかし

彼には妹がいた

25歳にして

精神的、知的な理由で

自分一人では生活することの出来ない女

 

妹の面倒を見ていた元書道家の祖母が死んだ

そして

兄のもとに妹がやってきた

そこから物語は動き出す

 

もちろん

その前にも

様々な物語はあったことだろう

そのことを考えただけでも

切なく、つらくなり

 

もちろん

その後のこの作品で描かれる物語は

もっと、もっと…なのだが

ネタバレになるので

この辺でやめておきます

 

ただ一つだけ

全員、ハッピーにはなりません

でも

不幸かどうかは、読んで判断してみてください

 

適度な不幸が

安定をもたらすこともあるのです

その安定を

無下に否定することは出来ないのではないでしょうか

 

上記四人の他にキーパーソンが二人

介護されている母と館長の彼女

どちらも女性

二人とも強いのですが

その強さがもたらす結果は真逆かもしれません

 

彼女、頑張れ

以上

 

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

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