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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

この上品な造り

「ローラ・フェイとの最後の会話」(82/144) 

 

 

トマス・H・クックの書く作品の完成度の高さ

ミステリなんだけど

普通の小説なんだよね

謎は解かれていくけれど

主役は、登場人物たちの心の葛藤

そう

心の動きを

優しく、時に残酷に描き切る

これは翻訳の村松潔の力も多大にあると思います

 

主人公、ルークは

一言では書きあらわせないほど、複雑でこじらせ系なキャラ

この主人公を作り上げただけで

もう、この作品は確実に勝利してます

 

そんなルークの元に

20年ぶり

あの、ローラ・フェイが現れる

父親の愛人だった…

 

そして、二人は

なぜか、時の流れに身を任せ

語り始めるのだった

あの頃を思い返しながら

 

ただ二人が昔話しをしているだけなのに

物語は激動する

実に洗練された上品なミステリ

一体、何が事件なのか

その根本的な問題がなかなか見えてこない

心の中に隠れている

本当の事件は…?

 

ミステリを超えたミステリ

こういう作品をたまに読むと

読書の醍醐味が

またさらに深まりますよ

 

最初、50ページくらいは

全く物語が見えなくて、読み進めるのが辛いと思いますが

この見えない感じを乗り越えると

そこには

上品で、心揺さぶられる物語が待っています

我慢、大切ですよ

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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