趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

北欧、行きたくなる、一度は

「ネメシス 復讐の女神 上」(95/144)   

「ネメシス 復讐の女神 下」(96/144)    

 

 

ここまでくるかよ…

一体、何回、ひっくり返されたんだろう

凄いです、このサスペンス感

 

実はシリーズものだったんですね

前作で

主人公・ハリーの相棒が殺されて

その犯人も警察によって射殺されて…

その経緯に、ハリーは、全く納得していなくて…

 

そんな状況のもと

銀行強盗事件が起きます

さらに

元彼女が殺されます

こっちに関しては自分が容疑者になってしまいます

 

この二つの事件

前者は警察官として

後者は個人として解決に挑むのですが

その過程で

刑務所に収監されている犯罪者との「取引」があったり

おなじみの警察内部での闘争があったり

犯人と見込んだやつとの駆け引きがあったり

もう、てんこ盛り!

ありとあらゆる要素が読者に襲い掛かります

 

犯人だと思ったやつが

実は犯人じゃなかったという展開を繰り返し

このまま、この物語は

崩壊してしまうんじゃないか

な〜んて思ったところに、この結末

全てが

一つに収まるエクスタシー

秀逸です

でも、悪徳警官に関しては

次作に持ち越し、という憎いサービス精神もあり

いや、エンタテインメント!

 

オスロが舞台ということで

最初は取っ付きにくいかと思いますが

あっという間の700頁です

 

全てはタイトルが語っている

そんな、素晴らしいサスペンス・ミステリです

読書の醍醐味、ここにあり!

 

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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